「大学卒業したら絶対に東京に行く」そう思って、就職活動をしていました。
当時は、名古屋の大学に通いながら、弟のいる東京に移住し、就職活動の拠点も「東京」で行っていました。
拠点を「東京」に移して、就職活動を行っていたのも理由があり、情報格差、採用のスムーズさ(田舎暮らしでの特権)、同世代との意見交換を含め、圧倒的に差を感じたからです。
また、東京で働く人(スーツを着た営業マン、高層ビル、日本のビジネスの中心地)が、輝いて見えたこともあり、東京に行きたかった・・・
まさかの新入社員で配属となったのは、『淡路島』
これまで地元に、信号もなければ・スーパーマーケットもない。
田舎へのギャップは感じなかったものの、都会に憧れて入社したのに、また、田舎暮らしか・・・
と、田舎とは切っても切れない、それこそ、縁があるのかなと思い、期待ばかりの社会人生活が始まりました。
ようやく淡路島に来て、1年が経ったので、そろそろ島についての投稿しても良いのではないかなーっと。
なかなか会えていない友人からは、『島の生活って何してんの?』
後輩からは『実際に、淡路島の生活はどうですか?』
と、最近聞かれることが多くなったので、この際、島生活の魅力を、ブログにしようと思い、本ブログを記載しています。
(最初に記載しときますが、都会で働くことを妥協したわけではありません。
今は、会社が選んでくれた淡路島の地に満足しています。)
島の魅力 『食』
『淡路島』って、どこやねんって、まず、そこからですよね。
1年も住んでいる場所が、どこやねんって言われるのは、ちょっと寂しいですが・・・
島 と付いていますが、離島ではありません!!!
世界最長の吊り橋として知られている明石海峡大橋を渡れば、車で来ることができます。
もちろん、船でも来ることができます。
まるで地中海のような街並みで、日本のリゾート地としても知られています。
地元の三重県も、海鮮が豊富で、食に関しては自慢してきましたが・・・
淡路島は、海の幸&山の幸に恵まれた食材の宝庫です。
御食国 とも呼ばれています。(皇室や朝廷に食物を献上していた地)
常に新鮮で、鮮度抜群の食材を食べることができ、これまで以上に元気になっています。
1番のお勧めは、なんと言っても、海での食事です。
朝は、海辺でモーニング、昼間はピクニック、夜はBBQ。
特に、食材の宝庫として知られているからこそ、BBQは、格別に美味しいです。
田舎ならではの、器具も一切使用しない、超ローカルBBQを行っています。
これまでは、器具を用意して、テントを貼って、プチキャンプ気分を味わっていましたが、ここに来てからは、器具の用意なしで、田舎ならではのBBQをすることができています。
BBQ終わりに、花火して楽しむのも、田舎ならではなのかもしれません。
島の魅力 『大自然』
田舎者は都会に行った際には、高層ビルを見上げてしまいます。
もちろん、都会の高層ビルで働く営業マンに、今でも多少の憧れを持っています。
しかし、田舎の特権としては、緑を十分すぎるくらいを見ることができ、季節の変わり目を感じとることができることだと思います。
さらに、島ならではの、海・波でも季節を感じることができます。
大自然には、ストレス軽減の効果もあれば、リラックス効果も抜群です。
島生活を始めてから、毎朝、おじいちゃんのように朝散歩を始めました。
はじめは、親友に勧められたのがきっかけです。
もし、都会に住んでいたら、ジムに通って朝活をしていたでしょう。
そしたら、新たな交流の場が作れていたのかもしれないと思うと、少し羨ましいですが・・・笑
自分の場合は、ただの毎朝の散歩ではありません。
時には海辺ランニングをしたり、最近では、ドローンを飛ばして撮影をして遊んでいます。
朝活をしている人からすると、『朝から何してんねん』って、よく言われます。
都会でのジム通いも良いですが、田舎ならでは朝活で、朝から満喫することができます。
また、夜になると、家の目の前が海ということもあり、同期と海に浸かりながら、たわいも無い会話をして楽しむこともできます。
先日、同期が、山水を組んできてくれました。
『この水飲んでみて』と。
ただの水だろうと思って飲んだ瞬間、水が口の中で溶けました。
もともと、水分でしょ。となりますが、それくらい、物凄く滑らかだったのです。
一度、田舎の山水を騙されたと思って飲んでみて欲しいです。
(ちなみに、山水を休みの日に汲みに行き、山水しか飲んでいない同期もいます。)
ただ、水が美味しいだけではなく、空気も美味しい。
間違いなく、自分がこの発言をすると綺麗事のように聞こえるけど・・・
【大自然があるだけで心が癒される。】
別にパワースポットや秘境があるわけでもありません。
(もしかしたら、存在するかもしれませんが・・・)
それでも、毎日、大自然を感じていることで、考え方も変わったのではないかなと感じています。
島の魅力 『景色』
都会のように高層ビルがなく、景色を遮るものはありません。
街灯もないからこそ、明かりが少なく、晴れていた日の夜には、満点の星空を眺めることができます。
仕事帰りに、車から降りて、玄関に行くまでに必ず空を見上げるのが習慣にもなっています。
(夜景を見るなら、都会のが綺麗だと思います。)
もちろん、星空だけではありません。
淡路島は、日本の夕日百選としても名所があり、サンセットがとにかく綺麗。
仕事終わりや仕事の合間に見る夕日は、いつ見ても、飽きることなく心が浄化され、癒されます。
最後に
今回も記事を閲覧していただき、ありがとうございました。
少しでも、島の魅力について知ってもらえたら幸いです。
島生活をして、元気無くしているのではないかと心配もされますが、これまで以上に元気に、楽しく過ごしていることを記載しておきます。
今となっては、最初の配属が東京でなくて良かったとも思えています。
この淡路島、田舎から見る都会、田舎の視点を経験できただけでも、ここにきて良かったと思えます。
(もちろん、理由はそれだけではありませんが・・・)
結局、どこに移住するにせよ、これまでとは異なる地となるので、冒険感覚で、探究心を持って、その移住先の良さを見つけたら、十分すぎるくらい楽しむことができることに気づきました。
ぜひ、一度、淡路島に遊びに来てください。
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