ベトナム バックパッカー 旅ログ

旅ログ

東西の幅は狭く、北南の幅が非常に広いのが特徴の国です。

首都は、北部の『ハノイ』、中部には、観光客に大人気のリゾート地として知られている『ダナン』があります。

最大の商業都市は、南部にある『ホーチミン』で、本記事では『ホーチミン バックパッカー旅』で掲載します。

実際に行く前に、ベトナムの友人から話を聞いたりして、ある程度の事前調べはして行きました。

最近では、日本企業も多くベトナムに進出しており、日本でもベトナムの方々を見かけることが多くなっています。

言語は、英語と思われがちですが、ほとんどが「ベトナム語」です。

日本と同様に、英語教育に力を入れていることから、ある程度の英語は通じますが・・・

少し路地裏に行ったり、商店街や古民家に行くと、ベトナム語しか通じないことも多々ありました。

覚えておいた方が良い言葉としては、『こんにちわ=シン チャオ』『ありがとう=カム オン』です。

実際に現地の方が教えてくれて、これらを話せるだけでも、最初の掴みはバッチシです。

それでは、バックパッカーだからこそ、体験・経験できたことを踏まえ、掲載します。

特徴

時間

時差は、2時間です。

日本よりも、ベトナムの方が2時間遅れていますが、特に時差ぼけはありません。

主要空港からは、直行便がでており、所要時間は6時間程度です。

実際に行ったのは、「ホーチミン」で、中部国際空港を利用しましたが、発着は「タンソンニャット国際空港」でした。

「ベトジェットエア」を利用しましたが、機内食もあり、特に問題なく快適に過ごすことができました。

天候と気温

南北で天候や気温は、全然違います。

北部の「ハノイ」では、5月〜9月は雨季で、降水量が多いです。

10月〜2月がベストシーズンと言われており、湿度も低く比較的涼しい時期となっています。

中部の「ダナン」では、9月〜12月は雨季で、洪水災害の恐れがあるほど降水量が多いです。

2月〜6月が乾季のためベストシーズンとなっています。

南部の「ホーチミン」では、5月〜10月は雨季で、雨が多くなっています。雨季でも、スコールのような感じで、一気に降り始め、一時的には快晴になり、虹が見えることが多かったです。

自分も、雨季の時期に行きましたが、バックパッカー中に、何度も虹に遭遇しました。

南部は、日差しがかなり強く、暑いです。

また、折り畳み傘を持参しましたが、スコールと風の強さには勝てず、あまり役目を果たさずのため、濡れることを覚悟して行った方が良いでしょう。

物価

とにかく物価は、異常に安すぎます。

東南アジアの中でもトップクラスに安いのではないかと思うくらいです。

例えていうのであれば、おおよそ日本の値段の、3分の1の価格と思っていいでしょう。

まず、水とビールがほぼ同じ金額で、50円を下回っています。

飲食店で食事をするとしても、高級店に行かなくローカルな店に行けば、300円で満腹かつ、ドリンク一杯を注文することができます。

今回は、バックパッカーで行ったため、ホテルも全て現地調達でしたが・・・

ゲストハウスなら、400円以下で一泊できます。

星2・3のホテルでも1,000円以下で宿泊することもできます。

バックパッカー向けの、ファングーラオ通りデタム通りで宿泊先を探せばすぐに見つかり、ローカルな雰囲気も楽しむことができます。

少し裏通りに入れば、ディープな世界も見ることができ、怪しげな店も無数に存在していました。

必需品

バックパッカーから帰ってきて、よく聞かれたのが『ビザ』です。

ベトナムでの滞在が15日以内であれば、不要です。

16日以上滞在予定の方は、こちらから申請してください。

ここでは、『ホーチミン』に行くなら持参することをお勧めする2選を紹介します。

1.マスク

コロナ禍で当たり前になっているかもしれませんが、ベトナムは感染対策に加え、もう一つ理由があります。

周りを見渡せば「バイク🏍、バイク🛵、バイク・・・」

日本では考えられないバイクの数々。

例えるなら、いくつもの暴走族集団が永遠に街中を走っている感じです笑

ベトナム=バイクの国と言えるでしょう。

排気ガスで、喉が痛くなるほどなので、現地の環境に慣れるまではマスクを推奨します。

2.虫除けスプレー

とにかく暑く、スコールがあるからこそ、蚊や虫が多いです。

刺される恐れもあることから、虫除けスプレーを常備しましょう。

海外での虫刺されは万が一のケースがあるため、推奨します。

フーコック島

ベトナムの都市部だけでは満足できない方、必見です。

都市部以外にも、リゾート地もあります。

バックパッカーの最後の3日間で、ちょっとした贅沢と思い、ベトナムから国内線に乗り、ベトナム最後の秘境と言われる「フーコック島」へ行ってきました。

さすがリゾート地と言わんばかりの、ビーチがめちゃくちゃ綺麗でした。

ベストシーズンは、11月〜4月と言われていますが、実際に行ったのは、8月で超天候が不安定な時期です。

雷が鳴り続いたり、気がついたら大雨になっていたり・・・

テレビでしか見たことがない、飛行機の中での雷も見ることができ、普通に怖かったのを覚えています。

透明と言われていたはずの海も、雨により透明ではなく、波も大荒れでした笑

移動手段

ホテル貸し出しのバイクを借りるべき!!!

日本でも乗ったことないのに、海外で初乗りをするなんて思ってもいませんでした笑

バイクと言っても、原付で、日本よりははるかに速度の速い原付となっています。

2人乗りにも対応しているので、旅行で行く人は、夢のリゾート地ツーリングを楽しんでみてください。

リゾート地をバイクで走るのは、めちゃくちゃ楽しいし、爽快感を感じ取ることができます。

また、フーコック島ならではですが、道に鹿や牛が歩いていて走行するのは面白かったです。

ビーチ

●ロングビーチ

20km以上に渡って続く、白砂のビーチです。

最も面白く特徴的なのは、歩くたびに砂が「キュ」と泣くことです。

観光客だらけで、現地の人もあまりいないことから、まるで欧米に来たかのように思えます。

周りには、リゾートホテルばかり立ち並んでいて、ゴージャスな雰囲気も楽しめ、ゆったりくつろぐことができるビーチとなっています。

●ケムビーチ

知る人ぞ知る秘境のビーチ。

フーコック島では、ロングビーチとサムビーチが有名ですが、サムビーチは予定が合わず行くことができませんでした。

しかし、そこで見つけたのが「ケムビーチ」です。

リサーチしてもあまり出てこず、超ローカルなビーチとなっています。

それもそのはずで山奥にあり、道中は整備されておらず、ガタガタで滑りやすい道となっていました。

看板も無いため、サムビーチと近いので、現地の方に尋ねて訪れました。

ディンカウナイトマーケット

フーコック島に来たら、絶対に行くべき人気観光スポット1位です。

ベトナムなら「フォー」「生春巻き」のイメージが強いですが、フーコック島は、リゾート地なので、とにかく豊富な海鮮とフルーツを十分に味合うことができます。

最大規模ナイトマーケットで、夜になればなるほど盛り上がりを見せるのが特徴です。

ここでは、お土産も購入することもでき、洋服や現地の遊び道具、真珠も販売されています。

実際に、この際に思い出を作ろうと、パスポートケースをオーダーメイドで作ってもらい、真珠をつけてもらいました。

日本円で300円程度で、今でも愛用しているので、かなりお勧めです。

ぜひ、食べて欲しいのは、海鮮!!!

日本とは同じ魚でも、違った食感や味覚を楽しむことができます。

日本でいう伊勢海老やウニ、ホタテが、海外ではどのように調理され、味付けされるのか興味本位で食べてみましたが、やっぱり海鮮は美味すぎました。

そして、なんと言っても新鮮なフルーツが最高に美味しかったです。

リゾート地ならではのドラゴンフルーツやマンゴー、バナナなどのミックススムージーは格別に美味しく、ビタミンを感じながら飲むことができました。

ベトナムフード

フォー

おそらく、日本人もみんな大好きな料理だと思います。

日本でも気軽に食べることができ、誰もが知るベトナムの名物料理の1つであること間違いなしです。

注文時に必ず「パクチー抜き」で注文しました笑

生野菜も美味しいし、何よりもラーメン? にゅー麺? のような麺とスープの相性が抜群です。

「フォー」にも、豊富な種類があり、自分好みの一杯を探すのも面白いと思います。

朝・昼・晩の料理が、「フォー」でも嫌な気はしません笑

生春巻き

あくまで個人的な意見として、参考にしてください。

まず、パクチーの風味・味が口中に広がります。

この少しピリ辛なソースにつけて食べるのですが、強烈な匂いのするソースの癖も強すぎました。

ここまでは批判的なコメントになってしまいましたが、実際に生春巻きを現地で作って食しました。

自分好みのサラダを巻いて、チリソースにつけて食べたのは、普通に本当に美味しかったです。

結局は、苦手なものがライスペーパーに巻かれているか、巻かれていないかの問題です笑

現地の名物料理を、現地で食したことでわかる感想もあると思うので、ぜひお召し上がりください。

バインミー

ベトナムを代表する食べ物で、世界的に人気があります。

カフェ王国であることから、カフェのお供としても相性抜群で、朝食・昼食・夜食・軽食と全てに万能な食べ物です。

人気な理由は、パン生地から、具材まで、全てその店によって違うからです。

また、大半はオーダーメイドできます。

地区によっても、バインミーは違うらしく、ホーチミンは、具材盛りだくさんのボリューム満点とのことでした。

屋台にも必ず売られており、お手軽に購入でき、食べ歩きもできるので、ぜひ、食べ比べをして、自分好みの「バインミー」を探してみてください。

象耳魚(カー・タイ・トゥオン)

「カー」は、「魚」という意味合いで、ベトナム料理の魚を使う場合に「カー」という言葉は最初につくそうです。

「タイ」は、「耳」、トゥオンは「象」の意味を持ち、語源そのままの感じが料理名にもなっています。

この魚は淡水魚ですが、特有の泥臭さはなく、丸ごと一匹を揚げるので、あっさりしていて、身が引き締まっていました。

身だけを食べるのかと思いきや、ライスペーパーに包んで一緒に食べるのが主流とのことで、実際に試してみると、生春巻きより、食べ応えがあり美味しかったです。

提供された時は、見た目に圧倒され食べるのを躊躇しましたが、いざ食してみると、普通に癖がなく美味しかったです。

南部でしか食べることができない、ベトナムの珍料理としても認定されているので、ぜひ一度お試しください。

観光スポット

タンディン教会

ホーチミンのフォトスポットです。

建物の敷地内から全体を写すのは、少し難しいです。

全面鮮やかなピンク色に染まり、可愛らしさ満点であることから、女性の観光客が非常に多かったです。

ラブリーチック、かつ、ロマンチックな建物には、男性でも魅了されること間違いなしです。

教会内部もピンク色に輝き、細部までこだわっていることがわかります。

青空の下のピンク色は映え映え。

ぜひ、ホーチミン人気スポットお気に入りの1枚をパシャリしてみてください。

※世界的にもピンク色に輝く教会は珍しいとされています。

リバークルーズ

ツアーを申し込んででも、体験する価値ありです。

海外の濁流を船で渡り、その後小型ボートに乗って、自分で漕いでジャングルを散策しました。

雨季に行ったからなのか、めちゃくちゃ川は汚かったですが、海外の船は、アトラクションのようで楽しかったです。

船に乗ったら、採れたてのココナッツを丸ごとくれました。

イメージしていたフルーツらしさはなく、喉が乾いていたのでぺろっと丸ごと飲み干せました。

現地でツアーに申し込んだり、飛び込みで参加してみると、新たな出会いがあったり、発見があります。

ぜひ訪れた際は、試してみてください。

ベンタイン市場

まさに、バックパッカー感 満載の一枚です。

前向きで写真を撮ってとお願いしようとしたら、まさかのいい感じの後ろ姿が撮られていて、お気に入りの一枚です。

アクセサリー、食料品、雑貨など、ありとあらゆる物を購入することができ、観光客・地元民で賑わっています。

驚きは、偽物・パチモンの聖地です。

ハイブランドの服が300円、小物や財布、鞄も1万円で購入することができます。

日本人は金持ちと思われているから、元値(売価)の10倍以上で営業をかけられ、徐々に下がっていきます。

実際にここで伝統工芸のお土産を購入しましたが、言い値は3,000円でしたが、実際に交渉して500円で購入しました。

時間をかけて交渉を粘ると、安値で購入することができます。

ここでの交渉は、いかに長期戦に持ち込めるかだと思います笑

おまけ情報

建国記念日

まさかのバックパッカー中に、海外の花火を見ることができました。

ホテルで寝ようとしていたら、街中が大騒ぎし出して、外に出たら、人の群れが・・・

何も知らず、現地の人に聞いたところ、毎年、9月2日は、花火が打ち上げられ、国中がお祭り騒ぎになるとのことです。

フランス領インドシナから独立宣言を行ったことによる祭典です。

日本なら川や海からの花火が主流ですが、ベトナムはビルの屋上からも花火が打ち上げられていました。

日本とは違う、花火が、斬新で非常に綺麗でした。

2箇所別々の場所から打ち上げられ、どこから見ても楽しむことができます。

バックパッカーにお勧め理由3選

1.安価

●宿泊施設、食材の充実

2.仲間が多い

●世界中からのバックパッカー同士が集う場所

3.移動しやすい

●ベトナム縦断

●国境を越えたカンボジア

最後に

今回の記事は、観光や旅行でお勧めスポットに加え、バックパッカーで行く方向けに掲載しています。

留学で海外経験するのも良いですが、実際にバックパッカーで海外旅をしてみても、人生観が変わったり、この経験が大きく成長させてくれています。

どうしたら格安に抑えられるか、どうしたら会話ができ通じるのか、日本での体験とは何が違うのか・・・

ぜひ、一度実際に行って確かめてみてください。

自分は、とりあえず経験・体験してみないとわからないと思って、飛び立ちました笑

思い切って飛び立ってみたら、いつの間にか、バックパッカーにハマっていました。

バックパッカーのインド編は、こちらからご確認ください。

本記事が、ベトナムの魅力を発信でき、バックパッカーへの興味を持つきっかけになれば幸いです。

長い記事になってしまいましたが、ここまで閲覧していただき、ありがとうございました。

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