気がついたら社会人2年目が終わっていました。
流石に言い過ぎかもしれませんが、2022年が3ヶ月経っていたのは驚きでした笑
今回は、自分の転職活動機について記載しようと思います。
『転職』と聞くと、良いイメージを持つ方はいないかもしれません。
中には、この記事のタイトルだけを見たら、大丈夫?病んだ?と連絡が来るかもしれません笑
しかし、そんなことは全くなく、『転職』と『転職活動』は全くの別物であることを認識してください。
(『転職』=現会社を辞める前提、『転職活動』=自分の市場価値を確かめる)
今の会社にネガティブ要素なんて一切ないし、挑戦させてくれたり、好きなことをさせてくれる会社を新入社員の時に選択して、ご縁があり本当に良かったと思っています。
某大手人材会社で、社会人2年目で管理職を経験できるとも思っておらず、多くの可能性・挑戦の場を与えてくれた会社には、感謝しかなく、これからも貢献をしなければならないと思います。
就活当時から、自分のキャリアで実現したい夢があり、現会社は、最短3年、最長5年と決めていました。
しかし、転職活動を行ったからこそ思うのは、『とりあえずは3年間』、ことわざで『石の上にも3年』という言葉が存在するように、3年神話に捉われていたのかもしれません。
人生100年時代となった現代で、1社に終身雇用として勤務するのではなく、転職は当たり前の世の中となってきています。
本記事では、社会人経験豊富の方や、転職経験の方からすると、もしかしたら、当たり前のことばかり記載されているかもしれません。
以下、第2新卒と呼ばれる社会人3年目までの同世代の方々向けの転職記事、そして、自分の想いを残すためにも記載いたします。
転職活動で得られること
上記も含め、様々な意見があると思いますが、『転職』と『転職活動』は、違うものだと認識しています。
最近では、若者の離職率が高くなっていますが、これらは、第2新卒となる社会人3年目以下に顕著に見られる傾向かなと思います。
新入社員の時に思い描いていた理想の会社なのか、改めて考え直す機会となるかもしれません。
社会人2年目になると、仕事にも少しずつ慣れ、この慣れが当時の情熱を冷ましているのかもしれません。
転職活動を通して、「今後のキャリア」「市場価値の把握」、大きく2つの学びを以下掲載します。
●今後のキャリア
就職活動を行うときに、誰もが口を揃えて、「自己分析は大切だから、自己分析をするべき・するべし」と言われたことがあると思います。
しかし、社会人になって、当時ほど自己分析を継続している人は、ほとんどいないのではないのではないでしょうか。
自分もその1人であったし、社会人では自己分析よりも成長するための自己啓発に走ってしまいました。
また、目の前のことに全力を費やしすぎて、自分の将来の夢・ビジョン・キャリアを考えることもしなくなっていました。
しかし、転職活動は、『自己分析』は、何よりも大切であることを改めて気づかさせてくれました。
自分のキャリア・将来ビジョンが明確にできていたら、嫌なこと・やりたくないことでも乗り越えられると思います。
その経験が無駄になることはなく、いつか、どこかで活かされる場所は必ず来るはずです。
自分のキャリア・将来性を明確にすることができたら、上記にも記載していますが、情熱が冷めそうになっても、再度、温め直すことはできるはずです。
もし、今後のキャリアを明確にすることができたら、現会社の魅力に改めて気づくきっかけにもなり、視野を広げることができます。
もちろん、ご縁があれば転職活動を通して、転職をすることもあるでしょう。
だからこそ、転職活動を通して、自己分析を行い、本当に自分がやりたいことは何なのか、また、どういうキャリアプランを描いているのかを明確にしてみてください。
(※転職活動をしなくても、自己分析だけを行うこともありです。)
●市場価値の把握
上記、最後のカッコ書きで記載していますが、自己分析で自分の将来を明確にしたいのであれば、わざわざ転職活動を行う必要性はないと思います。
自分の市場価値がどれくらいなのかを把握するためには、転職活動は不可欠であると思います。
ヘッドハンティングのように、「ぜひ、うちの会社に来てくれ。」と得意先で、書類と一緒に話しをされることもあるかもしれませんが、転職活動では、自分の経験・スキルが他会社からは、どれだけ評価されるのかを知ることができます。
年収が100万以上上がる会社、役職を用意してくれる会社、年収が少し下がるけど某大手会社など・・・
自分の社会人生活が、周りからはどのように評価されるのかを知る機会になり、市場価値を把握することができます。
また、自分が目指す将来ビジョンに対して、何が求められ・何が足りないのかも知る機会にもなりました。
以上が、簡単ではありますが、転職活動を通して得られることです。
ここからは、実際の転職活動がどのようなものであったかを記載します。
登録したエージェント
実際に、転職活動を本格的に始めたのは、2022年1月中旬からになります。
2021年6月には、転職サイト『doda』に登録を行い、CAさん(キャリアアドバイザー)と一度だけ、面談をしました。
あくまで、登録をしただけで、求人情報も見ていなければ、その後のCAさんからのメールも2週間に1回程度しか見ず、気がつく頃にはメールは、100件以上溜まっていた時もありました笑
(ちなみに、転職サイトに登録すると、すぐに電話・もしくは、メールが届きます。)
(自分の場合は、最初の面談で志望業界・業種も定まっていなかったので、全業界のお勧め・企業からのスカウトメールが送られてきました。)
CAさんには、転職市場についての情報をご教示いただきました。
転職市場の特徴としては、内定までは早ければ2〜3週間前後、内定が出た場合は1週間前後の返答の猶予しかありません。
その後、企業さんからの特別スカウト等の面接を一度受けようと思いましたが、結局、何もすることがなく半年が経ちました。
2022年1月に新たに『RA(リクルートエージェント)』に登録し、CAさんと面談を定期的に行い、志望企業・業種・やるべきこと・選考対策をご教示いただき、『RA(リクルートエージェント)』のみを使用して、転職活動を行いました。
とにかく手厚くサポートしていただき、都度、連絡をいただけました。
もし、転職・転職活動を考えている、もしくは、RAのCAさんと繋げて欲しい人がいたら、個別に連絡を下さい。
新卒と中途・第2新卒の違い
下記、あくまで、個人的な見解となりますので、ご参考になれば幸いです。
新卒(就職)より、中途(転職)のが完全なるマッチングだと感じました。
新卒では、企業人経験が全員ない中で、同じスタートラインで企業とのマッチングが成立して入社が決まります。
経験・スキルといったポテンシャルで評価されるのではないかと・・・
全員が企業人経験がないからこそ、経験・スキルを弊社で生かして欲しいとの期待を込めて採用していただけると思います。
一方で、中途は、企業が求めている人材しか採用を行わないのではないかと思います。
求人サイトでは、3年以上の法人営業経験者、中・長期経営企画経験者など、募集段階の時点で要件を満たしていないと選考にすら進むことが出来かねます。
営業経験が3年以上の募集要項には、社会人2年目の自分は応募しても選考に進むことはできませんでした。(募集要項を満たしていないからです。)
また、中途で求められることは、即戦力です。
だからこそ、現職の営業実績やキャリアなどが評価対象となります。
しかし、中途と新卒の間にある第2新卒では、即戦力評価に加え、未来像評価だと思います。
この評価により、結果だけが全てではなく、結果に対するプロセス(過程)も重要視されます。
(詳しくは、『社会人2年目の学び』で掲載指定いるんで、お時間のある方はどうぞ。)
異業種への挑戦や未分野であれば、これらに応用できるスキル・経験はないからこそ、結果に対しての過程をどうアピールできるかが大切でした。
中途であれば異業種への挑戦は難しいのかもしれませんが、第2新卒であればこれらを可能にしてくれると思います。
例えば、1億円営業成績を出したのが評価されるのではなく、なぜ結果を出すことが出来たのか、どれだけの実績から1億円の営業成績を出すことが出来たのか、自分が最も重要視したことは何なのか、なぜそれに取り組んだのか など・・・
結果に対する過程は経験として残り、この過程を生かして欲しいと評価されることもあり得るのではないでしょうか。
もしかしたら、転職を考えている方、始めようと思っている方が「何も残せれてない、何もしていない」と感じているかもしれません。
しかし、そんなことは「絶対にない」と、伝えたいです。
自分にしか出来なかった仕事、自分だからこそ取り組めた仕事が必ずあるはずです。
それが、他の方からは偉大な経験になるし、その経験が必ずどこかで活かされる瞬間は訪れます。
経験が全てを語り、説得力も増し、経験こそが成長を実感できる種なのではないかと思います。
第2新卒は、即戦力評価だけでなく、未来像評価だからこそ、自分のなりたい姿・やりたいことを熱量を込めて伝えてみてください。
第2新卒は、まだまだ若く、人生はこれからだからこそ『可能性は無限大』だと思います。
意識すること
選考フローは、書類選考▶︎SPI▶︎動画面接or1次面接▶︎2次面接▶︎最終選考
あくまで上記は、参考程度ですが、企業によっては、グループ面接等が加わることもあるかと思います。
●書類選考
定量的・定性的に文字起こしをし、自己開示をしなければなりません。
転職サイト上に例文等があり、例文を利用することができるため、その流れに沿って記載する必要があります。
ここで意識したことは、目標に対しての達成度(定量的)、自分が意識して取り組んだこと(定性的)に記載しました。
この書類のことを『職務経歴書』と呼びますが、転職での面接は全てここから聞かれます。
最も需要となるのが、自分で作成する『職務経歴書』となります。
●SPI
※ここに関しては、勉強するしかありません。
就職活動時にも少しは勉強したと思うため、入社3年目になる前には多少に知識は頭に残っていました。
自分も本を一冊購入して、勉強を行った程度です。
●面接
『職務経歴書』の深掘りと認識してください。
絶対に聞かれる質問・・・
【自己紹介(経歴を含めて)、転職理由(なぜ、部署異動ではないのか)、最も成果を上げたこと(最も頑張ったこと・売上貢献・個人成績)、困難にぶつかったこと(成果を上げられなかったこと)、逆質問】
上記は、どの企業の面接でも必ず聞かれたため、予め準備をしておいた方が良いと思います。
中には、1分で、2分でと時間を設けられることもありました。
最も意識したことは、『ストーリー』で伝えることです。
基本、面接官の方々は、自分の会社・仕事内容を全く知らないと思っていた方が良いと思います。
だからこそ、いかに、面接官に自分の仕事のイメージを膨らますことができるのか、自分の世界に引き込むように話すことを意識しました。
もちろん、結論ファーストは大切ではあると思いますが、まずは、自分の仕事を想像してもらえるようにして、そこから、自己アピールを行うことが大切になるのではないかと思いました。
最後に
簡単ではありますが、自分の転職活動機について記載いたしました。
もし、聞いてみたい・次は何をするのか等は、個別に連絡をお待ちしております。
最後に少し転職活動をした感想を記載して、締めくくろうと思います。
誰かに自分の仕事を話すことなんて滅多にないと思います。
普段 接している仕事仲間は、自分のことを知ってくれているし、どんな仕事かも理解してくれているからです。
全く知らない人に伝えることの難しさ、そこに、面白さを感じることができ、非常に楽しい期間でした。
一言で例えるなら、自己アピールをする営業活動の一部だと思います。
自己分析を繰り返し、面接を通して、自分の仕事に対する価値観・考え方・将来ビジョンを含め、確固たるものにできたことは、大きな成長にも繋がったのではないかと思います。
転職は、1つの手段であるし、転職活動は、改めて自分を見直すための材料となります。
改めて、正解の選択をするのではなく、選択したものを正解にする人生を過ごしていきたいと思います。
少し長くなってしまいましたが、今回も閲覧いただきありがとうございました。
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