『ディズニー 神様シリーズ』が教えてくれたこと

学びログ

冒頭に記載しますが、閲覧していただいている方々に本を買わせるためでもなく、ディズニーから紹介料をもらっている訳でもありません。笑

ただただ、最近、読んだ本の中では、最も面白く、感動し、学びが得られた作品シリーズだったので、ブログで記載しようと思いました。

まず、一言で本書の魅力を伝えるのであれば、ディズニーに興味なくても読むべし

子供も、大人もその世界観に魅了され、ほとんどの人が、また行きたいと思うのが夢の国です。

実際に、ディズニーランド、ディズニーシーに訪れたこともあり、ニューデイ・ニュードリームスにも行きました。

これを読んだら、すぐにでも、ディズニーに行きたくなる、そんなワクワクさせてくれる本でした。

ただ、ワクワクさせてくれるだけではなく、ディズニーで働く従業員さん=キャストさんが、ディズニーに迎えるお客様=ゲストに対しての考え方や施策といった、ディズニーに纏わる裏話まで教えてくれる本となっています。

実際に、元 ディズニーで勤務経験があり、現在は独立してコンサルタントとして活躍する方と仕事を一緒にさせてもらった時には、お客様に対する考え方やホスピタリティ、心の余裕に感動しました。

以下、ディズニーの神様シリーズが教えてくれた考え方や学びを記載します。

(※ネタバレもあるので、知りたくない方はここまでの閲覧をお勧めいたします。)

ディズニー神様シリーズ 

全シリーズは、8作品あります。

ディズニーの生みの親『ウォルト・ディズニー』さんの、名言も数々と紹介されています。

決して、大人向けの本ではなく、子供でも読めるように、イラストもあり、文字も大きめです。

また8作品全てが、1テーマずつに分かれて出来事が紹介されているので、非常に読みやすいです。

作品を読んでいる時には、自然と涙が溢れていました。(それも全作品・・・)

ノンフィクションで、その当時の情景が思い浮かび、実在の人物で描かれているからこそ、ディズニーの世界観に潜入させてくれます。

著者の『鎌田 洋』さんの神様シリーズ8作品を紹介します。

  • ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと
  • ディズニー サービスの神様が教えてくれたこと
  • ディズニー ありがとうの神様が教えてくれたこと
  • ディズニー おもてなしの神様が教えてくれたこと
  • ディズニー ハピネスの神様が教えてくれたこと
  • ディズニー キセキの神様が教えてくれたこと
  • ディズニー キズナの神様が教えてくれたこと
  • ディズニー 夢を叶える神様が教えてくれたこと

これらの本にも記載されていますが、ディズニーにはマニュアルは存在しないとのことです。

ディズニーで働く方々は、多くがアルバイトで運営されていると聞いたことがあります。

マニュアルが存在しないなら、なぜ、ここまで人を魅了できるのか、さらに興味を持ちました。

上記記載にある、元 ディズニーで働いていた方もこの話はされており、教育・研修・育成に、何よりも力を注いでいると話されていたのを思い出しました。

実際に研修を受けてみたくなったし、引退されて独自で講師を勤められている方々の外部講義を受講してみたくなりました。

おすすめ3選

①ディズニー サービスの神様が教えてくれたこと

『全ては、お客様のために=サービスの神様』

本書では、お客様の声に耳を傾ける、お客様を疑わずに信じるということが書かれています。

サービスの神様とは、お客様のことを表し、お客様から頂いた言葉を成長の種として、いかに受け止めらるか。

「若いうちから失敗を経験しろ」

「もっと大きい失敗、挫折を味わうべき」

なんて言葉を言われ続けてきましたが、失敗から学ぶことの重大さに改めて気付かされました。

決して、営利目的になるのではなく、どれだけお客様目線になれ、信頼関係を築くことができるのか。

そして、全てをお客様のために成し遂げることができるのは、唯一の存在である『人』だからということを教えてもらいました。

最後に、この本を読んだら、必ず、『イッツ・ア・スモール・ワールド』に乗りたくなります。

本書で、最も印象に残っている言葉は・・・

「できないこと」に言い訳を重ねるのではなく、「できること」をどう形に表すか

ディズニー サービスの神様が教えてくれたこと P176
②ディズニー ハピネスの神様が教えてくれたこと

『人間本来の喜び=ハピネスの神様』

本書では、どうしたら人を惹きつけられるか、どうしたら人を癒すことができるかということが書かれています。

ディズニーが、多くの方々に愛され続ける秘密を知ることができる一冊でした。

大人になるにつれ、徐々に忘れがちな子供心や純粋な気持ち。

人間本来の姿にさせてくれるのがディズニー。

純粋な気持ちを思い出させてくれ、目の前の人にハピネスを届けることができるか。

人間本来の笑顔になれたり、ハピネスを届けることができるのは、「人と人の繋がり」から生まれるものということを教えてくれました。

本書で、最も印象に残っている言葉は・・・

幸せとは心の状態で、どんなふうに物事を見るか次第だ

ディズニー ハピネスの神様が教えてくれたこと P190
③ディズニー ありがとうの神様が教えてくれたこと

『本当の見返り=ありがとうの神様』

本書では、「おもてなし」の心得、ホスピタリティ、人間として大切にすべき価値観、仕事に対する考え方について書かれています。

タイトル通り、「ありがとう」の言葉に秘められた温かさを教えてくれる一冊でした。

中でも、東日本大震災の際のキャストさんの対応について書かれている章からは、なぜ、ディズニーがリピーター率9割で、最高級のおもてなしが行われている理由が明らかになりました。

決して「お金」のため、「利益」のためではなく、お客様からの「感謝」が最高の報酬であるということを教えてくれました。

本書で、最も印象に残っている言葉は・・・

サービスの行き着く先は、「利益」ではなく、その先に本当の見返りがある
目先の損得や効率だけを考えるのではなく、「お客様が満足するおもてなし」と向き合うことで、お客様は自然と帰ってくる

ディズニー ありがとうの神様が教えてくれたこと P190

最後に

今回も閲覧していただき、ありがとうございます。

いかがでしたでしょうか。

小説? ビジネス文書? どちらとでも捉えることができるし、捉え方が人それぞれなのが非常に面白いです。

実際に、この本を読んで紹介した友人と感想の共有を行いましたが、共通する面もあったものの、心に刺さった言葉はお互い異なり、その話し合いを行うのが非常に面白かったです。

これまでは、こうした小説系は読んだことがなく、ほとんどがビジネス文書でした。

ビジネス文書のおすすめは、こちらに記載しているので、お時間ある方はご一緒に閲覧ください。

ディズニー 神様シリーズ全作は、ノンフィクションと書かれてはいるものの、実際には、フィクションかもしれません。

それでも、ここまで人を魅了できるってことは、既に、ディズニーの魔法にかけられていたのかもしれません。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました