新入社員の学び

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2020年4月入社、世間一般・社内では、『コロナ世代』と言われています。

入社当初は、ここまでパンデミックが続くなんて思っていなかったし、ましてや、入社式が実際に開催されないなんて思ってもいませんでした。

大学の卒業式も無かったし、式典を機に気持ちを入れ替えたかったのが本音です。

リモートでの入社式となり、その後は、自宅でのオンライン研修。

同期約170人全員とは、リモートでしか対面した事がありませんでした。

その頃ちょうどZOOMの活用により、働き方が大きく変わろうとした時期でした。

オンライン研修は約2ヶ月続き、田舎民としては、ついに夢の東京進出と思いきや、関西圏に仮配属となり、そのまま本配属となりました。

絶対に東京のビジネスマンになって、日本を代表する企業として活躍していきたいという思いが強く、当初は関西配属を受け入れるのに時間がかかりました。

それでも、これまでの人生で形成されてきたポジティブ思考が役立ち、今の場所に配属されて本当に良かったと思えています。

誰もが、「1年間は、あっという間やぞ」という言葉を言われ続けてきた思いますが、本当にその通りで、もう後1ヶ月すれば後輩が入ってきて、2年目になろうとしています。

したがって、本記事は、新入社員だからこそ得られた学びを残しておくために、掲載しております。

経歴

自己紹介の投稿やプロフィールでも記載しておりますが、ここでも簡単に紹介しておきます。

某人材大手企業に勤務する、2020年4月入社の新入社員です。

新規事業の立ち上げに配属となり、8月に新規事業を立ち上げました。

将来の夢が起業であることから、立ち上げに配属されたのは本当に嬉しかった。

立ち上げを経験し、『立ち上げ=派手なイメージ』から『立ち上げ=地味な業務が多く、忍耐力が必要』と感じたのが率直な簡単な感想です。

そんなこんなで、現在は、新規事業の部署で勤務しております。

(部署と並行して、副社長BDの幹事、社会貢献委員を経験させていただいております。)

これら1年間の経験から得られた学びは多々ありますが、その中でも重要事項をピックアップして掲載していきます。

1.とりあえずスピーディーに形にしてみる

一番最初にこの学びを掲載するのにも理由があって、最も重要だと感じているからです。

今では、自分の大切な価値観になっています。

仕事によっては、営業職でもお茶出しやコピーのような簡単な仕事かもしれないけど、それは1つの与えられた役割(=タスク)です。

その役割をこなした上で、初めて次の役割が与えられるようになることを学びました。

必ず、役割は、次から次に与えられます。

当たり前かもしれませんが、役割を溜めすぎず、早め早めに果たすことが大切です。

もっと大きい仕事がしたいと思う人がいるかもしれませんが、(経験談)まずは、与えられた役割を果たすことで、新しい役割を得られます。

ここで一番伝えたいのは、与えられた役割が全く分からなくても、とりあえずやってみる事が大切です。

「こんなの意味わからん、出来るわけない」なんてネガティブ思考になってしまうのではなく、分かるところまで自分で行動し、その後、先輩や上司に相談して、アドバイスをもらう。

ここでは、お手隙の際に相談することが大切で、「ここまでは自分でできましたが、ここからが分からないので一度見ていただけませんか。」的なスタンスでいくと、フィードバックをいただけます。

途中で見てもらうことで、修正点や方向性の一致にいち早く気づく事ができます。

大きな役割を手に入れたいなら、まずは与えられた役割を完璧に熟るようになる必要があります。

少し、話は変わりますが、実際に自分が取り入れている行動を以下掲載します。

議事録を率先して取ること、すぐにメモをすることです。

会議やMTG、何気ない上司との会話、ランチの時の会話には、常に重要情報が潜んでいるという嗅覚を持ってください。

例えば、上司の好きな物や欲しい物を知るのはランチかもしれません。

会議には全く関係ない内容でも、ボソッと上司が言った一言がビッグビシネスになることもあります。

議事録を率先して取れば忘れることはないし、聞いて書いてを繰り返しているから記憶されやすいのも利点です。

また、人間はすぐに忘れてしまう生き物だからこそ、思ったその瞬間、聞いたその瞬間にメモを取ることを習慣化させて下さい。

その際に活躍するのが、すぐに書ける蓋無しのペンと付箋です。

付箋は取り出せて貼り付ける事ができるから、非常に便利アイテムとなっております。

上司の欲しい物を把握した上で誕生日などにプレゼント、会議でのボソッと言った一言を元に、資料を作成し提出することで、他人からの見る目も変わり、新たな役割を与えられるかもしれません。

ボソッと言った一言は、上司も覚えていない可能性も高いからこそ、すぐに形にして提出する事が求められます。

常に、情報が潜んでいることを決して忘れないでください!!

2.成功を求めるのではなく、失敗を経験する

もしかしたら、これまで学んだ教育は、『成功を求め続けなさい。(体験談)』では、ありませんでしたか?

テストでも、100点を取りなさい、優秀な成績ばかり求められてきませんでしたか。

サッカーで例えるなら、点を決めなさいなんて教育をされていませんか。

これら全てが関係しているとはいませんが、気にしていなくても自然と、成功体験ばかり求めらているはずです。

確かに、成功した者が、褒められるし、満足できます。

私もプライドが高く、失敗を恐るし、承認欲求・自己満足を得たいと思っていました。

(ちなみにですが、社会人では、自己評価ではなく、他己評価です。)

以前、上司から『大きい失敗を経験しろ』と言われた時に、なんでかなと考え、ようやく答えを出す事ができました。

それは、失敗した者しか、成功の秘訣は分からないからです。

成功したら褒められて終わりで、なんで成功したのかは分かりません。

この新入社員で最も大きな失敗を経験したのは、社長や役員の方々の前でプレゼン発表した時です。

人前でもあまり緊張せず、話すことも得意な方でした。

この日もいつも通り、前に立ち話し始めました。

しかし、自分でも気付かぬ緊張をしていたのでしょう。

途中で発表内容が飛んでしまい、立て直す事ができず、せっかくの機会を不完全燃焼で終えてしまいました。

仮にここで自己満足の得られる発表をしていたとしたら、話すの上手だねで終わったかもしれません。

私は、この大失敗により、なんで今日に限って緊張したのか、いつも通りに堂々としていられなかったのかなど、振り返る機会を手に入れる事ができたのです。

そして、もう一度チャンスをいただい際には、いつも通り堂々と話す事ができ、力を全て出し切り成功を納める事ができました。

失敗を経験したからこそ、成功の秘訣を得られて、成功を納める事ができたと感じています。

つまり、自分の大好きな言葉でもありますが、

『成功の道を選ぶのではなく、選んだ道を成功にする』

ということは、失敗を繰り返し有言実行し成功する、ということなのかもしれません。

ここでも少し話は変わるかもしれませんが、実際に自分が取り入れている価値観を以下掲載します。

恐怖心に打ち勝つ

投資をする際に、よく耳にする言葉かもしれません。

何事も最初はやった事がないし、経験していないと怖さは、つきものです。

恐怖心に逃げていては、現状維持のままだし、それに打ち勝ってこそ次のステップに進めると確信しています。

その上で失敗したとしても、それは大収穫だと思います。

恐怖に打ち勝った者のみが、失敗を経験し、さらに成功を手に入れられるからです。

3.誰かと競うのではなく、自分との戦い➡︎自責

サッカー歴17年、長男であることから、自分としては1番の価値観が変化した学びでした。

サッカーで言えば、ライバルを見つけて努力し、長男で言えば、弟には負けてられないから常に背中を見せ続けるのに必死でした。

しかし、同期や先輩はライバルではなく仲間なのです。

っといっても、負けてられない同期や憧れの先輩は実際にいます。

確かに部署によっては、営業成績を比較したり、成績が評価され新人賞がある会社もあると思います。

これらは、切磋琢磨して戦う仲間としては、とても素晴らしい施策だと思います。

私がここで言いたいのは、仲間はライバルではない、社会人は自分との戦いであるということです。

働く意義は?何のために働いているのか?将来の夢は?

今、ここにいるのは自分のためであり、自分が選んだ道です。

だからこそ、誰かと比較して劣等感を感じる必要は全くありません。

自分の決めた目標や夢に対して、自分と向き合っていけば良いのです。

またまた、話は少し変わりますが、タイトルにもある『自責』について少し以下で掲載します。

責任感が強く、任せられた仕事は全て自分で抱え込んでしまう人間でした。
(おそらく長男の影響は大きいと思います。)

しかし、自分1人ではどうしても果たせない役割は実際にありました。

その時に、役割を振り分け、依頼する・任せるということを学びました。

誰に何を任せるかなど、言ってしまえばマネジメント的な感覚でした。

成果発表間近になっても、なかなか任せた人からの報告はありませんでした。

後に気づいた事ですが、本人もどうしていいか分からず手を止めており、私が役割を任せきりになってしまっていたのです。

これらから、役割を任せた側に責任があり、任せたなら最後まで責任を持たなければならない大切さに学びました。

社会人は、全て自責です。

何気なく任せた役割でも、依頼した内容でも、任せた側・依頼した側が最後まで責任を持たなければなりません。

最後に

ここまで閲覧してくださり、ありがとうございます。

実際に、私が新入社員として得た大きな学びは上記の内容です。

これらの学びが、誰かの励み、新入社員として考えるきっかけになれば幸いでございます。

これらは、春から入社してくる後輩にも伝えていきたいと考えています。

また、交流する機会があれば、他業種の新入社員の方々との学び共有や意見交換をしたいと考えております。

先輩の皆様からのフィードバックもいただけたら幸いでございます。

どうぞ、お気軽にご連絡くださいませ。

引き続き、『かーきのつぶやき』をよろしくお願いいたします。

コメント

  1. […] 最近、ありがたいことに、よく『「新入社員の学び」読んだよ』と声をかけられることが多くなりました。 […]

  2. […] 昨年に「新入社員の学び」を掲載したので、今年は「社会人2年目の学び」を掲載します。 […]

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